嚥下運動を調節しているのは、延髄にある嚥下中枢であり、迷走神経を介して調節されます。
口腔期(嚥下の第1期)、咽頭期(嚥下の第2期)、食道期(嚥下の第3期)に区別されます。5期に区別される事もあります。
咽頭期において最も重要な事は気道の閉鎖で、気道へ飲食物が入り込む事を防ぎます。食道の蠕動運動で食塊は胃へ送られます。
食道の壁は粘膜、筋層、そして、筋層の外には消化管に通常見られる様な漿膜は存在しません。粘膜上皮は重層扁平上皮で出来ています。
粘膜固有層と粘膜下組織との間には、平滑筋からなる粘膜筋板があります。
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