咀嚼

口腔の構造

口蓋は、口腔と鼻腔の境で、前3分の2は骨を土台にして作られているので硬口蓋、後ろ3分の1は骨格筋を土台としているので、軟口蓋と呼ばれています。

完成したヒトの上下の歯列弓は、それぞれ左右8対の永久歯(切歯2本、犬歯1本、小臼歯2本、大臼歯3本)で合計32本です。
乳歯は20本です。生後6ヶ月で乳歯が萌出します。




















大臼歯の構造

歯の組織の主体は象牙質で、無機質を70%含みます。化学組成は骨組織に似ていますが骨より硬いです。また歯冠はエナメル質が覆います。エナメル質は97%が無機質からなり、人体中もっとも硬い組織です。歯根はセメント質が覆います。

















舌の表面は粘膜に覆われ、無数の舌乳頭を形成します。乳頭は糸状乳頭、茸状乳頭、有郭乳頭、葉状乳頭の4種類です。味覚の受容器である味蕾は、有郭乳頭、葉状乳頭に豊富にあります。口蓋や茸状乳頭にも少数分布しています。
















唾液腺

唾液腺は3種3対あります。(耳下線、顎舌線、舌下) 
 


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